先月の最終土曜日に、拙寺の久しぶりの「報恩講」を営まさせていただきました。お天気も良く、たくさんの参拝者のもと、お陰様で大過なく無事に終わりました。ありがとうございました。
本当に失礼ながら、そもそも「報恩講」とは何か、という明確なことも知らずに、お参り下さった方も多かったのかも知れません。「報恩講」は簡単に考えると、浄土真宗の開祖、親鸞聖人のご恩に報いる集まりで、毎年営む聖人のご法事と思っていただいて結構です。本山西本願寺では西暦で、東本願寺では旧暦で営んでいます。ちなみに西本願寺では毎年1月9日から16日まで8日間、「御正忌報恩講」として営んでいます。
読経のあと、講師の毛利悠先生の「歎異抄(たんにしょう)」のお話しも分かりやすく、途中で帰られる参拝者もなく、本当に良かったです。久しぶりの「報恩講」ですので、茨木市太田付近の変貌に少し驚いたと、おっしゃっていました。
参拝者の皆様、並びに尊い懇志をお送りいただいた皆様、本当にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
合掌
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