創建以来の当寺の歴史の中で、永代供養をお引き受けさせていただいている故人様、ご一族様が多くあります。江戸時代の本堂焼失で、大変惜しいことに、木札は焼失してしまったものもありますが、本堂再建後から現在までにお引き受けしている木札の一部は、本堂内部の壁面に掲げてあります。
毎日、読経のお勤めをさせていただき、故人様、ご一族様に弔いを捧げています。時々、この数々の札を拝見致しますと、歴史という時間の流れ、様々な思いが巡ります。同時に、私の先祖も代々、この方々と共に生きてきたのだなと、有り難い思いも湧いてきます。
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